2022年07月19日

調整区域ってどんな土地?買いづらい?

市街化調整区域とは?

よく「市街化調整地域」と「市街化地域」を混同されることが多いですが、簡単に説明すると以下の通りです。

 

市街化区域…街を活性化させるために開発する地域

市街化調整区域…街が無秩序に活性化しないように開発しない地域

 

つまり、この2つは真逆なんですね。

 

市街化調整区域には、以下の5つのデメリットがあります。

    家の建て方や規模が制限される

    道路や下水などのインフラ整備が遅れてしまいがち

    駅やスーパーが遠くて生活が不便

    建て替えや増築の際にも許可が必要

    将来的に売却しにくい

 

制限がある市街化調整区域ですが、以下のようなメリットだと感じられることもあります

    土地の価格が比較的安い

    固定資産税が低く抑えられる

    交通量が少ないことが多い

    商業施設が建設されないため静かな環境が保たれる

    広い土地が購入できる可能性

 

調整区域は市街化区域に比べても価格が低いことが多いため、広い土地を手に入れられる可能性もメリットの1つです。

たとえばほかの地域では50坪の価格でも、市街化調整区域なら100坪分ということも考えられます。

広い土地に大きな家を建てたい、広い庭が欲しいという人に向いています。

 

最後に、

市街化調整区域は多くの制限があり、新築をはじめ、リフォームひとつとっても自治体の許可が必要です。

しかし言い換えれば、条件さえ満たしていれば理想の住宅を整えられる可能性を過分に秘めた区域でもあります。

 

住宅に求める理想は人それぞれです。

制限がある区域でも、条件によっては理想に近い住宅を手に入れられるお客様もいるのではないでしょうか。

 

調整区域でお持ちの土地の売却も含めまして、まずは一度お気軽にご相談ください。

 

佐鳥

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