2022年10月25日

借地権付き建物

借地権付き建物の特徴

 

住宅の購入を検討していて「借地権付き建物」という物件が出てくることが時々あります。どういったものになるのか説明いたします。

 

借地権とは土地を借りる権利のことです。借地権付き建物とは、土地は購入せずに借りるというタイプの物件です。

 

日本の土地はまだまだ安いとは言えませんので借地権は便利な権利です。

 

まして都内で土地を買おうものならとんでもない坪単価になったりしますので、憧れの街に住むことも借地権付き建物を利用することで住むことも可能になるわけです。

もちろん、土地を借りるわけですから、毎月、地主に地代を納めなければいけません。

 

しかし、家は自前で、土地だけ借りることになりますので数万(1~2万程度)ということが慣例のようです。

 

借地権付き物件の最大のメリットは、なんといってもその安価なお値段です。

通常の物件に比べて、一戸建てならば約60%程度、マンションなら約80%程度で購入できます。

 

 

借地権付き物件のデメリットもあります。借地権付きの中古物件を購入する際には住宅ローンの審査が通りにくいという点です。担保に取りづらいという側面は否めません。

 

うまく利用することで憧れの立地に一戸建てを購入することが可能です。

ぜひ注意して探してみてください。

ページの先頭へ