2022年11月10日

ホームインスペクション(住宅診断)って何?

インスペクションとは日本語で【調査】【点検】の意味があります

インスペクションとは日本語で【調査】【点検】の意味があります。中古住宅の売買などで後々のトラブル防止や購入の安心材料として注目されています。

 

また2018年4月より宅地建物取引業法の改正があり、インスペクションの説明が義務となりました。中古住宅を売買する際は、媒介契約(仲介)する不動産会社が売主と買主の双方にインスペクションの説明をしなくてはいけなくなりました。

日本ではインスペクションの実施はまだまだ一般的ではありませんが欧米では一般的です。

中古住宅や空き家が増えることを見越して、より安心して売買ができるように改正されました。

インスペクションは売買契約前に行う住宅の診断

インスペクションとは、一般的に中古住宅の売買契約前に行う、不動産調査のことをいいます。住宅の劣化や欠陥を調べるほか、修理が必要な時期やかかる費用のアドバイスも行われます。このインスペクションを行うのは、ホームインスペクターと呼ばれる専門家で民間資格を取得した人や、建築士などが実施します。

 

一方、インスペクションを依頼するのは、家を売却する売主であることが多いです。

もし、中古住宅を売却する際に、建物の欠陥に気付かずに取引をしてしまうと、引渡し後に買主とトラブルになってしまうことがあります。

 

事前にインスペクションを行っておくことで、建物のコンディションを明確にして売り出すことができます。トラブルを未然に防ぐことができます。

 

インスペクションは所要時間1~3時間程度が一般的です。費用は10万円前後。

家の傾きや建物内部の鉄筋の状態、シロアリの被害、雨漏りなどを見る場合は、機械を使ってより精度の高い調査など目に見えにくい調査は別途費用が掛かることもあります。

 

インスペクション済みの物件であれば自信をもって売却価格を決定することもできます。

 

佐鳥

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